産後の疲れはいつまで?ピークの時期や原因・今すぐできる回復法を解説

産後の疲れはいつまで?ピークの時期や原因・今すぐできる回復法を解説

出産という大仕事を終えて愛しい我が子との生活がスタートしたのも束の間。

「毎日体がズシンと重くて起き上がれない」
「寝ても寝ても疲れがまったく取れない…」


そんな慢性的な疲労感に悩んでいませんか?

「周りのママはもっと元気に育児をしているのに、自分は要領が悪いのかもしれない」とついネガティブになってしまうこともあるかもしれません。

しかし、産後に強烈な疲れを感じるのは、あなたの努力不足や体力のなさのせいではありません。

この記事では、産後の疲れのピークや少しずつ体がラクになっていく時期の目安、疲労のメカニズムをはじめ、今すぐ試せる現実的な回復法(仮眠・省エネ育児・食事やサプリメントの活用)をわかりやすく解説します。

さらに、単なる疲労ではなく医療機関への相談が必要な注意サインについてもまとめました。

毎日がんばるあなた自身の体を少しでも労り、無理のないペースで産後を乗り切るためのヒントにしてくださいね。

産後の疲れはいつまで続く?ピークの時期と回復の目安

産後のママが赤ちゃんを抱っこして頭を抱えている写真

産後の疲れのピークは一般的に「生後1〜3ヶ月ごろ」に訪れやすく、赤ちゃんの成長とともに生活リズムが整う「生後6ヶ月〜1年ごろ」にかけて少しずつ落ち着いていくケースが多く見られます。

「この底なしの疲労感はいつまで続くんだろう…」と出口の見えないトンネルの中にいるように感じてしまうかもしれませんが、多くのママが同じような時期に強い疲れを経験し、時期の経過とともに徐々に回復へと向かっていきます。

疲れのピークは「生後1〜3ヶ月」になりやすい

産後の疲労感が最も強くなりやすいのが、退院後から生後3ヶ月ごろまでの時期です。

この時期は赤ちゃんの授乳間隔が非常に短く、昼夜の区別もついていないため、ママはまとまった睡眠をとることがほとんどできません。

新生児期から生後2ヶ月ごろにかけての授乳頻度は、1日に8〜12回以上にも及びます。

一度の授乳や抱っこに30分〜1時間近くかかり、赤ちゃんが眠ったと思っても2〜3時間後には再び泣き始めるため、ママの睡眠は常に細切れ状態です。

さらに、この時期は妊娠・出産で大きな負担がかかったママの身体が、まだ元の状態に戻り切っていない「床上げ」前後の時期でもあります。

物理的な睡眠不足と、身体の未回復状態が重なることで、生後1〜3ヶ月ごろに疲れのピークを迎えるママが多くなるのです。

出典:J-Stage|授乳期における母親の睡眠と休息の重要性

生後6ヶ月〜1年頃にかけて少しずつ回復するママも

生後6ヶ月を過ぎるころになると、赤ちゃんの胃が大きくなって一度に飲める母乳やミルクの量が増え、離乳食もスタートします。

夜間にまとまって眠ってくれる時間が増えてくるため、ママも少しずつまとまった睡眠時間を確保できるようになっていきます。

また、首すわりや腰すわりが進んで抱っこが少しラクになったり、ママ自身が育児のペースをつかめてきたりすることも体感的な負担を軽減する理由のひとつです。

生後6ヶ月から1年を迎えるころには、「少し体が軽くなってきた」「自分の時間を少し持てるようになった」と実感するママが増えていきます。

ただし、回復の時期には大きな個人差があります。赤ちゃんの夜泣きの頻度や体力、サポート体制の有無によっても変化するため、「もう半年経つのにまだ疲れている…」と焦る必要はありません。

あなたのペースでゆっくり体を休めていくことが大切です。

なぜこんなに疲れるの?「産後疲れ」4つの原因

産後疲れの原因を4つ示した図解

産後の慢性的な疲れは、全治2ヶ月とも言われる「交通事故レベルの身体的ダメージ」に加え、女性ホルモンの急激な減少や慢性的な睡眠不足が同時に押し寄せることで起こります。

「しっかり寝たいのに寝られない」「だるくて動けない」と感じるのは、4つの主な原因が複雑に絡み合っているためです。

① 出産によるダメージと身体的負担

出産時にママの体が受けるダメージは、全治2ヶ月の重傷や交通事故に匹敵すると表現されるほど大きなものです。

子宮が元の大きさに戻ろうとする収縮(後陣痛)や、分娩時の出血、会陰切開や帝王切開の傷の痛み、骨盤の大きなゆがみなど、体の中では目に見えない大きな修復作業が急ピッチで行われています。

外見上は普通に動いているように見えても、体内では大工事が行われている最中なのです。

傷ついた組織を修復するために膨大なエネルギーが消費されるため、横になっているだけでも強い疲労感が生じるのは自然なことと言えます。

② 女性ホルモン(エストロゲン)の急激な低下

妊娠中にピークを迎えていた女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌量は、出産を終えた直後にほぼゼロに近い状態まで急激に減少します。

この激しいホルモンバランスの変動は、自律神経の働きを大きく乱す原因になります。

自律神経は体温調節や血流、睡眠、メンタルのバランスなどをコントロールしているため、機能が乱れると「身体がだるい」「理由もなく不安になる」「頭が重い」といった全身の不調や強い疲労感となってあらわれます。

③ 夜間授乳による慢性的な睡眠不足

多くのサプリに問題はありません

授乳や夜泣き対応による細切れ睡眠は、睡眠の「質」を著しく低下させます。

人間は、深い睡眠(ノンレム睡眠)をとることで脳や筋肉の疲労を回復させ、細胞を修復しています。

しかし、2〜3時間おきに起こされる生活が続くと、深い睡眠に入る前に目が覚めてしまい、脳も身体もじゅうぶんに休ませることができません。

じゅうぶんな睡眠時間が確保できない状態が何日も続くことで疲労が蓄積し、「寝ても寝ても疲れが取れない」という状態に陥ってしまいます。

④ 育児と家事のオーバーワーク・栄養不足

自分のことは後回しにして赤ちゃんのお世話に没頭するあまり、ママ自身がエネルギー切れを起こしているケースも少なくありません。

とくに授乳中のママは、母乳をつくるために毎日500kcal以上のエネルギーを消費し、血液から豊富な栄養素を赤ちゃんへと分け与えています。

それにもかかわらず、忙しさから自分の食事はパン1枚やレトルト食品で済ませてしまったり、食べる時間さえ取れなかったりすると、身体に必要な栄養が圧倒的に不足してしまいます。

疲労回復に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルが足りなくなることで、慢性的なエネルギー不足状態が続いてしまうのです。

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産後の疲れを少しでもラクに!今すぐできる5つの疲労回復アプローチ

さん後の疲れを楽にする5つのアプローチ方法を示した図解

産後の疲れを癒すには、「完璧を目指さない省エネ育児」へのシフトと、「細切れでも質の良い休息」「効率的な栄養補給」を組み合わせることが得策です。

「全部自分でやらなきゃ」と抱え込まず、できることから少しずつ生活に取り入れて、身体の負担を減らしていきましょう。

① 完璧主義を捨てて「省エネ育児」に切り替える

産後は「今まで通りに家事や育児をこなすのは無理」と割り切り、完璧を目指さない姿勢が何よりも大切です。

掃除は毎日しなくても命に関わるわけではありませんし、食事もお惣菜や冷凍食品、ミールキットを頼ってもまったく問題ありません。

ネットスーパーや便利家電(食洗機や自動掃除機など)をフル活用し、家事の手間を徹底的に省きましょう。

また、赤ちゃんとのスキンシップも「抱っこしてあやし続ける」必要はありません。

布団に横になりながら声をかけたり、お腹の上に赤ちゃんを乗せて優しくトントンしたり、ママ自身が横になったままできる方法を取り入れるだけでも、体力消費をかなり抑えられます。

②「15分の仮眠」で脳の疲れをリセットする

妊活・妊娠に期待されている理由

夜にまとまった睡眠がとれない時期は、日中に短時間の仮眠(パワーナップ)を取り入れるのが効果的です。

赤ちゃんが昼寝をしたタイミングで、「今のうちに家事をやらなきゃ」と動くのではなく、ママも一緒に横になって目をつぶってみましょう。

たとえ完全に眠れなくても、横になって目から入る情報を遮断するだけで、脳と身体の疲労を軽減する効果があります。

厚生労働省のメンタルヘルス・ポータルサイトでも、10〜20分程度の短い仮眠が疲労回復やリフレッシュに役立つと紹介されています。

それ以上眠ると深い睡眠に入ってしまい、起きたときに「睡眠慣性」による強い眠気や倦怠感を感じやすくなるため、15分程度の「スキマ時間のお休み」を意識してみるのがおすすめです。

出典:厚生労働省|「こころの耳」IT業におけるストレス対策への支援

③ 目の疲れや首・肩のコリを温めてほぐす

授乳中のうつむき姿勢や、夜中の暗闇でのスマホ閲覧などは、首や肩のひどいコリ、目の疲れを引き起こします。

首周りや目の周囲には自律神経に関わる神経が集まっているため、ここが凝り固まると血流が悪くなり、自律神経の乱れや疲労感の悪化につながってしまうのです。

手軽なケアとしておすすめなのが、蒸しタオルや市販のホットアイマスクで「目元」や「首の後ろ」を温める方法です。

温めることで筋肉がほぐれ、副交感神経が優位になってリラックス効果が高まります。

授乳の合間や赤ちゃんが寝ている隙に、温かいタオルを当てるだけでも、頭や目元がスーッと軽くなりますよ。

④ 産後に不足しやすい栄養素を意識して摂る

慢性的な疲労から回復するためには、日々の食事から適切な栄養を補うことが欠かせません。

とくに産後の体調戻しとエネルギー生成には、以下の栄養素を意識して選ぶことが大切です。

タンパク質 ▶︎ 肉・魚・卵・大豆製品など

傷ついた子宮や筋肉の修復、女性ホルモンや自律神経を整える物質の材料となる重要な栄養素

鉄分 ▶︎ 赤身肉・レバー・小松菜・ひじきなど

授乳による母乳生成や分娩時の出血で失われやすく、不足すると酸欠状態(貧血)になって強いだるさや頭痛を引き起こす

ビタミンB群 ▶︎ 豚肉・玄米・ウナギなど

食べた栄養素を効率よく体内でエネルギーに変えるために不可欠なビタミン

亜鉛 ▶︎ 牡蠣・ナッツ類・赤身肉など

細胞の新陳代謝を促し、免疫力維持や精神の安定をサポートするミネラル

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「疲れすぎてお腹は空くけど食べる気力がない」「赤ちゃんのお世話でキッチンに立つ時間がない」というクタクタなママは、手軽に食べられる納豆ご飯や豆腐、ゆで卵、チーズなどをストックしておくと便利です。

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⑤ 漢方薬を活用して体質からケアする

妊活サプリの必要性と安全性について

「休んでもなかなか体力が戻らない」「元気が湧いてこない」という場合は、東洋医学(漢方)の考え方を取り入れるのもひとつの手です。

漢方では、産後の身体は「気(エネルギー)」「血(栄養)」の両方が著しく不足した状態(気血両虚)と考えられています。

産後によく処方される漢方薬には、以下のようなものがあります。

 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

胃腸の働きを高めてエネルギー(気)を補い、疲労困憊や元気が出ない状態を改善する

 十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

気と血の両方を補い、産後の体力低下や貧血、冷えなどを改善する

自分の体質に合った漢方薬を取り入れることで、体の内側からじんわりと元気を補い、回復力を高めていくことができます。

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食事まで手が回らない…そんなときは「サプリメント」に頼ってもいい?

「体にいい栄養を摂らなきゃいけないのはわかっていても、毎食バランスよく作るなんて絶対に無理!」と自分を責める必要はまったくありません。

産後は赤ちゃんのお世話で手一杯になり、自分の食事はおろそかになるのが当たり前だからです。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」でも、授乳期の女性は通常時よりも多くの鉄分(+2.0mg/日)や葉酸(+100μg/日)などを摂取することが推奨されています。

しかし、授乳と育児に追われる毎日の中で、これらの数値を普段の食事だけで完璧にクリアするのは至難の業です。

だからこそ、手軽に栄養を補給できるサプリメントに頼ることは、ママ自身の心と身体を守るための非常に賢い選択といえます。

出典:厚生労働省|日本人の食事摂取基準(2025年版)2 対象特性 2-1 妊婦・授乳婦

【CHECK!】産後・授乳期に特に補いたい必須栄養素
  • 鉄分: 母乳の原料になり、産後の貧血や慢性的な疲労感・だるさを防ぐ
  • ビタミンB群: 食事で摂った栄養をエネルギーに変える働きを助け、疲労蓄積を防ぐ
  • 葉酸・亜鉛: 赤ちゃんのすこやかな発育をサポートし、ママの心身の健康や母乳の質を維持する

忙しいママのお疲れケア&栄養補給をWサポートする「mamaco(ママコ)」

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産後に不足しがちな「気・血」を整え、慢性的な疲労感や揺らぎがちなメンタルにやさしく寄り添います。

※配合されている成分の選定および配合比率について、医師の監修・推奨を受けています。

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授乳期にとくに必要な「鉄分」「ビタミンB群」「葉酸」「亜鉛」といった基本栄養素に加え、母乳を通じて赤ちゃんへ届けたい「DHA・EPA」も網羅。

食事だけでは足りない栄養をしっかりカバーし、母乳育児中のママの元気を支えます。

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母乳育児中におすすめの理由 mamaco(ママコ)産後サプリの口コミ評判は?母乳育児中におすすめの理由と気になるデメリットまで 産後・授乳期サプリおすすめ5選!母乳に必要な栄養やサプリの選び方を解説 避けるべき×摂るべき◎を知ろう! 授乳中のサプリはダメって本当?避けるべき成分と赤ちゃんに安心な選び方を徹底解説

ただの疲れじゃないかも?病院を受診すべきサイン

受診の目安をイメージした医療用の聴診器の写真

「しっかり寝ても体調が戻らない」「精神的につらくて涙が止まらない」という場合は、単なる産後疲れではなく、治療が必要な疾患(貧血・甲状腺疾患・産後うつ)などが隠れている可能性があります。

無理を重ねず、早めに医療機関へ相談しましょう。

「産後だからこれくらいは当たり前」と我慢してしまうママは多いですが、体のSOSサインを見逃さないことが大切です。

産後のSOS症状チェックリスト

以下のような症状がある場合は、我慢せずに受診を検討してください。

  • しっかり休息をとっても、起き上がれないほどの強い倦怠感が続いている
  • 微熱や37度以上の発熱(いわゆる「疲れ熱」)が何日も続いている
  • めまい、立ちくらみ、動悸、息切れが頻繁に起きる(重度の貧血や甲状腺機能異常の疑い)
  • 何を見ても悲しくなる、理由もなく涙が出る、赤ちゃんの声に強い恐怖を感じる(産後うつの疑い)
  • 激しい疲労感があるのに、疲れているはずなのに全く眠れない(自律神経の重度不調・産後うつの疑い)

とくに「産後うつ」は、産後ママの約10〜15%(およそ7〜10人に1人)に発生すると言われている決して珍しくない疾患です。

真面目でがんばり屋なママほど陥りやすいため、「自分がだらしないからだ」と責めずに専門家に話を聞いてもらいましょう。

出典:日本産婦人科医会|(1)周産期うつ病:Perinatal depression

何科を受診すればいい?

「どこに相談したらいいのかわからない」というときは、まずは以下の診療科を受診してみるのがおすすめです。

 出産した産婦人科・婦人科

産後検診のタイミングはもちろん、退院後でも産後の体調トラブルを気軽に相談できます。
まずは産婦人科に電話してみるのがいちばんスムーズです。

 内科

強いだるさや発熱、めまい、動悸などがある場合、血液検査で貧血や甲状腺機能の数値をすぐに調べてもらえます。

 心療内科・精神科

気持ちの落ち込みが激しい、不安でたまらない、眠れないといったメンタル面の不調が強い場合に適しています。

どの診療科を受診すべきか迷った場合は、自治体の保健師さんや子育て世代包括支援センター(保健センター)に電話で相談するのも非常に有効です。

無理をせず周りに頼りながら、産後の時期を乗り越えよう

産後の強烈な疲れは、あなたが怠けているからでも努力が足りないからでもありません。

全治2ヶ月とも言われる大きな身体的ダメージを抱えながら、24時間休みのない育児に奮闘している「当然の身体反応」なのです。

完璧さを目指す必要はどこにもありません。「完璧なママ」は、今赤ちゃんの前にいるあなたそのものです。

家事は徹底的に手抜きをして省エネモードに切り替え、赤ちゃんが寝た隙に15分の仮眠をとるなど、今日からできる方法で自分の体をいちばんにいたわってあげてくださいね。

毎日の食事作りが難しいときは、便利家電やお惣菜に頼るのと同時に『mamaco』のようなサプリメントの力を借りるのも素晴らしい選択です。

ママの元気が、赤ちゃんのすこやかな成長と笑顔のいちばんの栄養源です。周りの人やサポートツールにどんどん頼りながら、この大変な時期を少しずつ乗り越えていきましょう。

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