ピルの処方費用・検査にかかる料金について|自費・保険適用される場合も解説します!

ピルの種類は大きくわけて、低用量・中容量・アフターピルの3種類。

ピル服用の目的によって、処方されるピルの種類や金額、保険適用の有無が異なります。
ここでは、当クリニックのピル処方にかかる費用や料金、保険適用の基準についても解説します。

当クリニックでは、24時間対応のオンライン診療によるピルの処方も行っているので、あわせて確認してみてください。

当クリニックで取り扱っているピルの料金

当クリニックがお取り扱いしているピルの処方費用は下記になります。

ピルの種類ピルの名前来院
(保険適用)
来院
(自費)
オンライン診療
低用量ピルトリキュラー28×3,000円3,000円
ヤーズフレックス未定未定
中用量ピルプラノバール×3,000円3,000円
アフターピルノルレボ×20,000円×
アイピル × 8,000円 ×
エラワン × 13,000円 13,000円

上記以外に、来院時の初診料は1,000円、2回目以降は再診料として500円かかります。

ピルには保険適用になるものと、ならないものがあります。

その基準は「治療目的かどうか」です。

  • 避妊目的、生理日の移動 → 自費(保険適用外)
  • 月経困難症・子宮内膜症などの改善・治療 → 保険適用

ただし避妊が目的であったとしても、低用量ピルの処方に必要な検査には保険が適用されます。

低用量ピルの費用は保険適用される場合もある

低用量ピル処方の費用には、ピル本体の金額に加え、初回は検査費用がかかります。

ピル処方に必要な検査と費用

低用量ピルを処方するために、初回はいくつかの検査が必要です。初回に検査をするのは、低用量ピルを飲まない方がいい人や副作用がでやすい体質の人もいるからです。

検査には保険が適用されます。

  • 血圧測定
  • 超音波検査
  • がん検査
検査金額
初診料(1回目)1,000円
再診料(2回目以降)500円
血圧測定無料
超音波検査約1,600円
がん検査約1,100円

当クリニックでは、問診表にご回答いただいたあと、血圧測定を行います。診察時に超音波検査とがん検診を行い、結果に問題がなければピルを処方します。

1年以上継続してピルを服用する場合は、1年に1回の定期健診(超音波検査・がん検診)が必要です。

避妊目的で低用量ピルを服用する方は自費

避妊目的で低用量ピルを服用する場合は、自費になるのでクリニックによって費用が異なります。

当クリニックでは、避妊用ピルとして2種類の低用量ピルを処方しています。

低用量ピル自費オンライン診療(自費)
ヤーズフレックス未定未定
トリキュラー283,000円3,000円

初診は副作用などの出方を確認するため、1シートの処方になります。

2回目以降は6シートまで処方可能です。

生理痛や子宮内膜症の改善・治療目的で低用量ピルを服用する方は保険適用

生理痛などの月経困難症の改善や、子宮内膜症の治療を目的に低用量ピルを服用する場合は、保険が適用されます。

当クリニックでは、治療目的の低用量ピルとしてヤーズフレックスを取り扱っています。

低用量ピル保険適用(来院)オンライン診療(自費)
ヤーズフレックス未定未定

保険適用するには医師の診察が必須なので、来院していただくことになります。

そのため、医師が直接診察できないオンライン処方では、保険が適用されません。

中用量ピル処方の費用は自費

中容量ピルの費用は、自費となります。

中用量ピルは生理予定日をずらすのが目的で処方されますので、治療目的ではありません。つまり保険適用外となります。

旅行やスポーツ、試験など生理とかぶってほしくない大事なイベントごとがあるときなどに、中用量ピルを服用することで生理日を遅らせたり早めたりできます。

中容量ピル来院での処方オンライン処方
プラノバール3,000円3,000円

生理日を早めるべきか遅らせるべきかは、人によって異なるので、予定がわかった時点で早めにご相談ください。

アフターピル処方の費用は自費

アフターピル(緊急避妊薬)の処方は自費です。

アフターピルとは、妊娠する可能性のある性交渉の後に服用することで、避妊効果を得られるピルを指します。

一時的に排卵がおきない状態にして、妊娠を回避する仕組みです。

アフターピル来院での処方オンライン処方
ノルレボ20,000円
アイピル8,000円
エラワン13,000円13,000円

ノルレボ・アイピルは性行為のあと、72時間以内に服用することで避妊効果を得られます。

エラワンは120時間の服用で避妊効果があり、副作用も少ないのでおすすめです。

将来的に海外のように日本でも薬局でアフターピルが販売される可能性はありますが、2024年2月現在はごく一部の薬局でしか購入できません。

忙しかったり、タイミングが合わずなかなかクリニックまで足を運べない人は、オンライン処方を利用するとよいでしょう。

ピルはオンライン診療で処方してもらうのがおすすめ

ピルは目的によって、使用するピルが異なります。

低用量ピル・中容量ピル・アフターピルはお薬です。人によっては副作用が強く出る可能性があるため、必ず医療機関から処方してもらってください。

治療目的の低用量ピルを保険適用するには、来院していただくことになりますが、自費のピルであればオンライン処方がおすすめです。

来院時と金額が変わらずに、24時間いつでも注文できるので、忙しい方には便利に使えます。

診療内容

※ 当院では、乳房に関すること・更年期障害治療・不妊治療は行っておりません