更年期障害の症状は、婦人科と心療内科のどちらを受診すべきか迷っていませんか?
更年期障害に対応したクリニックが多数ありますが、自分の症状にはどの診療科が適しているのか判断に困る方も少なくありません。
実は、更年期障害の症状は身体的なものと精神的なものが複雑に絡み合っており、症状の種類や強さによって適切な受診先が異なります。
この記事では、更年期障害の症状で悩んでいる方に向けて、婦人科と心療内科の違いや受診先の選び方について詳しく解説します。
当院では、更年期障害治療・乳房に関すること・不妊治療は行っておりません
更年期障害とは?症状の特徴

更年期障害は、閉経前後の女性ホルモンの変化によって起こる心身の不調です。
卵巣機能の低下により女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に減少することで発症し、心身への不調につながります。
更年期障害の主な症状
更年期障害の症状は大きく分けて身体的症状と精神的症状の2つに分類されます。
身体的症状の代表例
- 突然の発汗やほてり、のぼせ(ホットフラッシュ)
- 動悸や息切れ
- めまいや頭痛
- 肩こりや腰痛、関節痛
- 不眠や睡眠の質の低下
- 疲労感や倦怠感
精神的症状の代表例
- イライラ感や怒りっぽさ
- 不安感や焦燥感
- 気分の落ち込みや抑うつ
- 意欲や集中力の低下
- 情緒不安定
これらの症状の強さには個人差が大きく、日常生活に支障をきたすほど重い症状が出る方もいれば、ほとんど症状を感じない方もいます。
更年期障害は婦人科と心療内科どっちを受診すべき?

更年期障害の治療を受ける際、多くの方が「婦人科と心療内科のどちらを受診すべきか」という疑問を抱きます。
実は、症状の種類や強さによって適切な診療科が異なるのです。
婦人科を受診すべき更年期障害の症状とは
婦人科は女性ホルモンの変化を専門に診る診療科です。
血液検査や超音波検査を用いて、身体の状態やホルモンバランスを医学的にチェックすることが中心となります。
- ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、発汗)が強い
- 月経不順や月経異常がある
- 腟の乾燥や性交痛で悩んでいる
- 骨粗しょう症のリスクが気になる
- 身体的症状が中心で精神症状は軽度
- 更年期かどうかを血液検査で確認したい
婦人科では、ホルモン値の検査を行い、エストロゲンやFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)の数値を確認することできます。
まずは血液検査や超音波検査を行い、更年期障害かどうかの診断を行います。
心療内科を受診すべき更年期障害の症状とは
心療内科や精神科は、精神的な症状やメンタル面の不調を専門に診る診療科です。
カウンセリングや抗うつ薬、抗不安薬などを用いて、心へのアプローチを行います。
- 気分の落ち込みや抑うつ症状が強い
- 不安感や焦燥感が続く
- イライラ感や怒りのコントロールが難しい
- 不眠症状が深刻
- 意欲や集中力の著しい低下
- 日常生活や仕事に支障が出ている
心療内科では、更年期障害によるうつ症状や不安障害を診断し、カウンセリングや向精神薬を用いた治療を行います。
特に、気分の落ち込みが続く、何をしても楽しくない、突然不安に襲われるといった症状がある場合は、心療内科の受診を検討すると良いでしょう。
迷ったらまず婦人科を受診しよう

どちらを受診すべきか判断に迷った場合は、まず婦人科を受診することをおすすめします。
更年期障害は女性ホルモンの変化が根本原因であるため、ホルモン状態を正確に把握することが重要です。
婦人科では血液検査によってエストロゲン、FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)などのホルモン値を測定し、本当に更年期によるものなのか、それとも他の病気が原因なのかを科学的に判断することができます。
- ホルモン値の測定で更年期かどうかが明確になる
- 更年期障害と似た症状が出る『別の病気(子宮筋腫など)』が隠れていないか確認できる
- 必要に応じて心療内科への紹介も受けられる
婦人科を受診することで、更年期障害の全体像を把握し、必要に応じて適切な専門医につながることもできます。
迷ったときは、まず婦人科を受診しましょう。
まとめ|更年期障害の症状か悩んでいる方は早めに検査をしましょう
更年期障害の症状に悩んでいる方にとって、婦人科と心療内科のどちらを受診すべきかは、症状の種類や強さによって異なります。
迷ったときは「まず婦人科を受診する」ことです。
婦人科では血液検査でホルモン値を測定し、更年期障害かどうかを診断できるため、病気でないか不安な方はお気軽にご相談ください。
当院では、更年期障害治療・乳房に関すること・不妊治療は行っておりません



