性病は誰にでも感染する可能性がある病気です。一度感染すると自然治癒は難しく、病院で医者の助けを得ながら治療していく必要があります。性病の疑いがあるのであれば、できる限り早期に受診したほうがよいでしょう。
ただデリケートな問題でもあるため、病院で性病検査をしてもらうことに抵抗を感じる人もいます。友人やパートナーに対して気軽に相談できる内容でもなく、自分だけで性病かどうかを判断するのは困難です。そうした人でも、簡単に性病に感染しているかどうかを確認できるツールとして「性病検査キット」が役立ちます。
本記事では、性病検査キットの信頼性や検査できる性病など、性病検査キットに関することを紹介していきます。
おすすめの検査キット
FemCHECK (STD CHECK)
FemCHECK(STD CHECK)は、現役の医師が開発した郵送の性病検査キットです。
登録衛生検査所と提携して運営されているので、病院や保健所などと、ほぼ同等の精度で性病検査ができます。
外装から性病検査キットと分からない包装になっており、プライバシーに配慮した配送を行います。
キットの注文から結果の確認まで全てネット上で完結し、陽性の場合はオンライン診療を行い、
薬も自宅まで配送されるので通院することなく治療できます。
早ければ注文から最短翌々日に結果をwebで確認することができ、価格も1項目あたり634円程度と業界最低水準。
土日祝日も休まず発送・検査・結果通知を行っているため、クリニックと比較して「早く」「安く」「手軽」に検査が可能です。また、14時までの注文で当日発送を行なっているため、早く結果を確認したい方は14時までの注文がおすすめです。
\登録衛生検査所と提携している性病検査キットはこちら/
性病の検査キットは信頼できるか
性病検査キットには複数の種類があり、製品や製造元の検査機関によって精度が異なると言われています。性病検査キットの中には、国からの承認が得られた製品や、専門的な医療機関と提携して運営されている製品もあり、それらの製品を使用すれば高い精度での性病検査が実施できるでしょう。
また、性病検査キットではすべての性病を検査できるわけではなく、製品によって対応できる性病が異なります。そのため、自分が発症しているかもしれない性病を正しく判断し、それに適した検査キットを購入しなければなりません。
精度の高い検査キットを活用したとしても、そもそも誤った検査方法を行っては意味がありません。検査キットを注文して自宅で検査を行う場合、正しい検査結果を得るためには利用者に正しい知識が求められます。検査キットを利用する際は説明書や公式サイトの使い方をよく確認し、正しい方法で検査を行いましょう。
検査キットで検査できる性病とは
検査キットを活用して、自身が性病に感染しているかどうかを確認するためには、検査キットに関する正しい知識を身につけておく必要があります。
検査キットで検査できる性病についても把握しておきましょう。
検査キットで検査できる性病はどれか
性病と言ってもその種類は様々であり、主な性感染症だけでも以下の11種類が挙げられます。
梅毒 | 淋菌感染症 | クラミジア感染症 |
性器ヘルペス | 尖圭コンジローマ | 腟トリコモナス症 |
ケジラミ症 | 性器カンジダ症 | B型肝炎 |
C型肝炎 | 後天性免疫不全症候群(エイズ) |
ここで挙げた11種類の性病以外にも、マイコプラズマ感染症やウレアプラズマ感染症、赤痢アメーバ症など、様々な性感染症が考えられます。
このように、無数に存在する性病すべてを網羅的に検査することは、簡易的な検査キットだけでは困難です。
そのため、検査キットでは感染力が強く、重篤性が強い「クラミジア」「性器ヘルペス」「尖圭コンジローマ」「HIV・エイズ」「梅毒」の5種類に対応した製品が多く販売されています。
それぞれの症状を把握し、自分が発症している可能性が高い性病に対応した検査キットを活用するようにしましょう。
クラミジア
クラミジア感染症は若い女性に感染しやすい性病の一種です。
成人の場合、性的行為によって粘膜同士が接触することによって感染します。
しかし、新生児でも母親からの産道感染によって、感染してしまうケースもあるようです。
男性は排尿時の痛みや尿道のかゆみといった症状が現れます。
しかし、女性は自覚症状が乏しいため、気づかないまま放置してしまう傾向が強いです。
気づかずに放置してしまうと、性交渉によってパートナーに感染させてしまうだけでなく、不妊や流産などの原因となる恐れがあります。
性器ヘルペス
性器ヘルペス感染症は、性交渉によって皮膚や粘膜が病変と接触することによって感染する性病の一種です。
性的行為をせずとも、唾液を通じて感染する点が特徴として挙げられます。
これにより、未成年でも口内や口唇、上半身に症状を発生させるため、感染者はすみやかに治療を行う必要があるでしょう。
主な症状としては、性器のかゆみや不快感、皮膚の水疱やただれが挙げられます。
性器ヘルペス感染症は放置しておくだけで自然治癒することも特徴です。
しかし、繰り返し再発する特性も有しており、根治するのが困難と言われています。
また、感染したとしても症状が発生しない無症状の人も多く、本人も気づかないうちに多くの人へ感染を広げる危険性があります。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは性的接触によって、皮膚や粘膜が病変と直接接触することで感染する性病の一種です。
感染すると性器や肛門周辺に淡紅色や褐色のイボが形成され、時には鶏のトサカの様な形にまで大きくなることもあります。
その特徴的な病変から診断が容易な点も特徴です。
現状では尖圭コンジローマの原因となるウイルスを体内から完全に排除する治療は難しいとされ、発生したイボをレーザーや電気メスで切除する、抗ガン性のある軟膏を塗る治療が行われます。
治療行為をせずとも、3か月程度で自然治癒することもあるようですが、時には悪性のガンへと変化する恐れもあるため、発見次第医療機関へと相談するようにしましょう。
HIV・エイズ
HIVとエイズは混同されることも多いですが、これらは定義が少し異なります。
HIV(ヒト免疫不全ウイルス)が体内に存在している状態をHIV感染と呼びます。
一方、HIV感染によって免疫力が低下し、様々な合併症が出てしまった状態をエイズ(AIDS)と呼びます。
HIVに感染すると免疫力の低下によって、本来ならば病気につながらないようなカビや細菌であっても、感染症を引き起こしてしまうのです。
これは日和見感染と呼ばれ、エイズの特徴的な症状と言えるでしょう。
そのため、HIVに感染してしまった場合は、早期の発見と適切な薬による治療が重要となります。
近年では治療薬の研究開発が進んでおり、早い段階で投薬治療を行えば、免疫力を落とすことなく通常通りの生活を送れると言われています。
梅毒
梅毒は性的接触によって皮膚や粘膜が病変と直接接触することで感染する性病の一種です。
感染から経過した期間によって、第1期から第4期まで異なる症状が現れ、経過期間が長くなるにつれて重篤な症状を引き起こします。
第1期ではリンパ腺が張れる、しこりやただれが発生するなどの症状があり、第3・4期になると心臓や血管、脳が冒されてしまいます。
また、母親が感染すると、生まれる子供へと感染するだけでなく、流産や死産なども引き起こす恐れもあるのです。
そのため、感染してしまった場合は、すみやかに診察を行い、抗菌薬の投薬を行わなければいけません。
性病の検査キットの選び方
性病の多くは発症から時間が経過するごとに、症状が悪化することが多く、感染してしまったらなるべく早い段階で治療を行わなければいけません。
そのためには、そもそも自分が性病に感染しているのかを確認する性病検査を、正確に実施する必要があるでしょう。
ここではまず、性病検査キットの選び方について紹介していきます。
検査キットの選び方のポイント
性病検査キットの選び方のポイントとしては以下の3点が重要となります。
- 精度・信頼性の高さ
- 個人情報に対する配慮
- 検査結果が分かるまでのスピード
それぞれのポイントについて具体的に見ていきましょう。
精度・信頼性の高さ
性病検査キットを活用するのであれば、精度の高い製品を利用しましょう。
精度の高さを測る指標としては、国からの承認が得られている信頼性の高い製品を活用するのもおすすめになります。
具体的には、登録衛生検査所と提携して運営されている性病検査キットが挙げられます。
登録衛生検査所とは、施設基準や検査体制が一定の基準を満たしている検査所を指します。
この法律は病院や保健所などでも、同様に満たしていなければなりません。
つまり、登録衛生検査所と提携して運営されている性病検査キットならば、病院や保健所などと、ほぼ同等の精度で性病検査が受けられると言えるでしょう。
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個人情報やプライバシーに対する配慮
自分が性病に感染しているかどうかについて、あまり人に知られたくないと感じる人も多いでしょう。
また、自分が性病検査キットを使用していることすら、家族や友人、配達員に知られたくないかもしれません。
そのため、郵送で送られてくる検査キットを購入する際は、自宅以外の場所で受け取れる、検査機関名を表示しないなどの配慮がなされた検査キットを選ぶようにしましょう。
検査結果が分かるまでのスピード
自分が性病に感染しているかどうか不安に感じているならば、すぐにでも検査結果を知りたいと感じるでしょう。
感染症に対する治療が遅くなるほど症状が悪化する点からも、検査結果が共有されるスピードにも着目することがおすすめになります。
運営会社によっては、注文からの即日発送や必要なデータを送付してから2日ほどで検査結果がスマホで確認できる場合もあります。
性病検査キットを購入する際は、こうしたサービスにも着目してみましょう。
検査キットの費用はどれくらい
検査できる性病の数やのどの性病検査もできるか否か、検査機関の信頼性などによっても異なりますが、主な検査キットの費用感は以下のようになります。
- 1~2項目:3,000円~6,000円
- 4~6項目:7,000円~11,000円
- 8~10項目:13,000円~17,000円
- 12項目:20,000円~
基本的に男性用と女性用が別で販売されていますが、価格自体に大きな誤差はありません。
人によってはネットにて、もっと安価な性病検査キットを見つけたことがあるかもしれません。
しかし、安価な検査キットは国からの承認が得られていなかったり、医療機関と連携していない場合があります。
そのため、検査精度やプライバシーへの配慮などの観点から不安が残ると言えるでしょう。
もし、信頼性の高い検査キットを使用したいと考えているのであれば、今回紹介した価格を基準として検査キットの比較をしてみましょう。
性病の検査キットを使用する流れ
いくら精度の高い性病検査キットを活用したからと言って、正しい方法で検査キットを活用できていなければ、正確な検査結果は得られません。
性病検査キットを活用する前には、各検査方法の流れを把握しておきましょう。
採血キットの場合
採血キットを用いて性病検査を行う際の基本的な流れは以下のようになります。
- 採血がしやすいように手を温めて、血行を良くする
- 採血する指を消毒する
- 採血器具を使って指に小さな穴をあけて血が出てくるようにする
- 指をもみながら指先に血をためて、採血用ろ紙に血を染み込ませる
採血時は皮膚の柔らかい部分で採血をしましょう。
仕事や趣味の関係から指の皮膚が固くなっている場合もありますが、固い部分では採血がうまくできないかもしれません。
採血する指自体はどこでも良いため、極力指の柔らかい部分を探して採血を行いましょう。
また、採血器具は使い捨て器具であるため、繰り返しは使えません。
失敗したからと言って、同じ器具を使って別の指から採血をするのは避けましょう。
十分な量の血を染み込ませないと、正確な検査ができない恐れがあります。
採血を行う際には、指定された量の血を提出することが重要です。
尿キットの場合
尿キットを用いて性病検査を行う際の基本的な流れは以下のようになります。
- 採尿時は初尿(出始めの尿)を採尿カップにて採取する
- 同封されているスポイトを活用して検査容器に尿を入れる
- 検査容器の中に入っている試薬と混ぜ合わせる
採尿時には必ず最後の排尿から1時間以上空けてから採尿するようにしましょう。
指定された量の尿を入れなければ、性格に検査が行えないため注意が必要です。
検査容器を水平な状態で目線まで運び、指定された量の尿を入っているのかを確かめましょう。
また、容器に尿を入れた後は、しっかりと蓋を閉めようにしてください。
もし蓋が閉まり切っていなければ、尿が漏れ出し不衛生というだけではなく、検査に必要な量を届けられないかもしれません。
検査キットによっては尿検査の容器の中に、あらかじめ試薬が入っている場合もあります。
その時には、検査キットの指示に従い、尿と試薬を混ぜ合わせてから提出しましょう。
膣用キットの場合
膣用キットを用いて性病検査を行う際の基本的な流れは以下のようになります。
- 綿棒を使って膣液を採取する
- 採取した膣液を検査容器とともに提出する
膣液の採取時は綿棒を1本ずつ挿入し、数秒程度時間をかけて綿棒をゆっくりと回転させて採取します。
膣口から子宮までは斜め後ろに傾いているため、綿棒を挿入する際は、真上ではなく斜め後ろを意識しましょう。
また、綿棒を膣に挿入する際は、膣内や粘膜に傷をつけないよう、無理に力を入れずゆっくりと動かすことが重要です。
咽頭キットの場合
咽頭キットを用いて性病検査を行う際の基本的な流れは以下のようになります。
- 綿棒にて口蓋扁桃(のどちんこの左右の部分)をぬぐい、粘液を採取する
検査に必要になるのは口蓋扁桃の粘膜や粘液であるため、ベロや歯には極力触れず唾液が付着しないよう気をつけてください。
綿棒の先に余分な物質や粘液が付着するのを避けるため、使用前から綿棒の先には触れないよう気をつけましょう。
また、採取する30分前は食事や飲酒、歯磨きも避けたほうが良いでしょう。
性病の検査キットと病院での検査の違いとは
精度の高い製品を使用し、正しい方法で活用すれば検査キットであっても、高い精度で性病の検査が行えます。
では、病院で検査を行うのと、検査キットで検査を行うことの違いについて疑問を感じるかもしれません。
性病を検査する上で、検査キットと病院のメリット・デメリットは以下の通りです。
検査キット | 病院 | |
メリット | 時間を捻出する必要がない | 精度の高い検査が可能 保険適用によって費用が抑えられる可能性がある |
デメリット | 正確な検査が行えるとは限らない 正確な検査を行おうとするほど、価格が高くなる | しっかりとした時間を捻出しなければならない |
それぞれの特徴について具体的に見ていきましょう。
性病検査キット
性病検査キットのメリットとしては、病院に赴く必要がなく、自宅で手軽に実施できるという点です。
これにより、限られた時間でも性病検査が可能であり、毎日が忙しい社会人であっても性病検査を実施できます。
しかし、その精度には不安が残り、信頼性の高い製品を用いて正しい方法で検査を行わなければいけません。
また、複数の性病に対応した検査キットは10,000円を超えることも珍しくなく、ある程度の出費が必要です。
病院
病院のメリットとしては、精度の高い検査が実施できるという点です。
当然のことながら、病院での検査ならば専門家と直接会話しながら、診察を行えます。
これにより、自分が気になる症状や各性病にあらわれる症状を比較しながら性病検査を実施できるのです。
また、病院での性病検査は保険が適用されるケースもあるため、精度の高い検査を実施しながらも出費を抑えられます。
その反面、病院の性病検査を希望するのであれば、病院の予約や待ち時間など、病院で検査をするために時間を捻出しなければなりません。
検査キットによる検査と比較すると、必要となる時間は病院の方が多くなるでしょう。
まとめ
性病は誰でも感染する可能性がある病気です。
性病の多くは感染してから期間が経過するごとに、症状が悪化していきます。
こうしたことからも、なるべく早い段階で感染に気付き、治療に専念しなければなりません。
性病に感染しているかどうか判断するためには、性病検査キットが役立ちます。
検査キットならば、病院に比べても必要となる時間はあまり多くありません。
また、運営会社や製品にこだわれば病院と、ほぼ同じ精度で検査できます。
一方で、病院で検査をするメリットも大きいため、病院で正確な検査をしてほしいという方は、保健所やクリニックといった、最寄りの施設に問い合わせてみるのもおすすめになります。
医療機関へ行くのが難しい方は自宅で検査できる「FemCHECK」がおすすめ
医療機関へ行くのが恥ずかしい、忙しくて病院へ行く時間が確保できない方はFemCHECKで自宅で簡単に性病の検査ができます。
FemCHECKは婦人科医が作った、自宅で検査ができる郵送の性病検査キットです。
結果が陽性であった場合は、オンライン診療で診察からお薬の処方まで自宅で完結させることが可能です。
おりものの異常がある、性病の心配がある方は一度検査してみることをお勧めします。
以下のバナーから注文することができます。時期によっては品薄になる場合があるのでご注意ください。