生理予定日過ぎの胸の張りは妊娠初期症状?生理前との違いは?

「生理予定日を過ぎても胸が張っているのはなぜ?」

「もしかして妊娠の初期症状?」

このような疑問をかかえていないでしょうか。

もし妊娠の可能性があるなら、やるべきことや注意するべき点も知っておきたいですよね。

この記事では、次のようなことを紹介しています。

  • 生理前に胸が張る理由
  • 生理前と妊娠初期症状の見分け方
  • 妊娠してるかも?と思ったらやること
  • 妊娠してるかも?と思ったら注意すること

生理前に胸が張る理由や、生理前と妊娠初期症状の見分け方について知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

生理前に胸が張るのはなぜ?

生理前に胸が張る理由には「エストロゲン」と「プロゲステロン」と呼ばれる女性ホルモンが関係しています。

エストロゲンには、乳管周辺の血流量を増やす作用があり、プロゲステロンには、からだに水分を溜め込む性質や乳腺の発達を促すはたらきがあります。

生理前にはエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が増えるため、上記の作用による胸の張りが生じやすいのです。

胸の張りが生理前の症状である場合、胸の張りは生理がはじまると軽減しはじめ、生理が終わるまでに元の状態に戻ることがほとんどです。

一方で、胸の張りが妊娠初期症状である場合は、安定期に入る5ヶ月ごろまで続くことが多いでしょう。

胸の張りが2週間程度続いており、痛みや張りによって生活に支障があるような場合には産婦人科を受診しましょう。

こんな胸の張りがある場合は要注意

次のような胸の張りがみられる場合は、注意が必要です。

【注意したい胸の張り】

  • 乳房が痛い
  • 熱をもっている
  • しこりがある
  • 湿疹がある
  • 乳頭から血の混ざった液体が出ている
  • 痺れがある

上記のような場合、乳腺症や乳腺炎、乳腺線維腺腫などの、女性特有の病気になっている可能性があります。

胸に違和感がある場合は、医療機関を受診しましょう。

受診する際、もし妊娠の可能性がある場合はその旨を担当医師に伝えることが大切です。

生理前と妊娠初期症状は見分けられる?

生理前と妊娠初期症状の胸の張り方に明確な違いはないため、見分けることは困難だといえます。

生理予定日を過ぎてもなかなか生理が来ない場合は、妊娠の可能性も考えられるでしょう。

生理と妊娠初期症状を見分ける方法としては、主に次のようなものが挙げられます。

【生理前症状と妊娠初期症状を見分ける方法】

  • 基礎体温を測る
  • 胸の張り以外の妊娠初期症状はないか振り返る

それぞれの見分け方のポイントについてみていきましょう。

基礎体温を測る

生理前と妊娠初期では「基礎体温の変動の仕方」が異なるため、判断するうえで基礎体温の測定が有用です。

一般的に、生理周期は「低温期」と「高温期」に分かれており、排卵後から体温が上昇し、生理がはじまるころから体温が下がるとされています。

一方で、妊娠した場合は生理予定日を過ぎても体温が下がらないため、高温期が続く場合は妊娠の可能性があるといえるでしょう。

基礎体温は婦人体温計を使い、口のなか(舌の下)で測ります。

朝目覚めたら、からだを動かさずに寝たままの状態で検温します。

からだを動かすと、体温が上がって正確に測定できないため、婦人体温計はあらかじめ枕元に準備しておきましょう。

基礎体温はあくまで目安ではありますが、日頃から記録しておくと、生理前症状と妊娠初期症状とを見分ける判断材料になるでしょう。

胸の張り以外の妊娠初期症状はないか振り返る

胸の張り以外にも次のような症状がみられる場合は、妊娠初期である可能性があります。

【妊娠初期症状の例】

  • 食欲不振
  • 吐き気・嘔吐
  • 胃の不快感
  • 胃痛

ただし、妊娠初期症状は全員に必ず起こるものではありません。

胸の張りから妊娠してるかも?と思ったらやること

ここでは「妊娠してるかも?」と思ったらやることについて解説します。

【妊娠してるかも?と思ったらやること】

  • 妊娠検査薬を使う
  • 産婦人科を受診する
  • 葉酸を摂取する

それぞれの行動について詳しくみていきましょう。

妊娠検査薬を使う

妊娠検査薬とは、受精卵が着床すると尿中に出てくるホルモン(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン:hCG)を敏感にとらえ、短時間で妊娠の有無を検査する薬のことです。

妊娠検査薬を使用するタイミングは、生理予定日のおよそ1週間後からが適しています。

hCGは受精卵が着床してすぐに増えはじめ、1週間ほどすれば大幅に増えるためです。

上記のタイミング以外での妊娠検査薬の使用は避けたほうがいいでしょう。

妊娠初期のhCG濃度には個人差があるため、検査のタイミングが早すぎると、妊娠していても陰性結果が出る可能性が高いためです。

生理不順で予定日があいまいな場合は、前回の生理周期を基準にして予定日を求め、予定日から約1週間経過したころに検査するといいでしょう。

産婦人科を受診する

妊娠検査薬が陽性になっただけでは正常な妊娠かどうかは判断できず、子宮外妊娠や流産の可能性もあるため、早めに産婦人科を受診しましょう。

妊娠が発覚してから病院を初めて受診するタイミングは、生理予定日から1週間後あたりが適しています。

上記より早いタイミングで受診すると、正常妊娠だとしても、子宮のなかにあるはずの赤ちゃんの袋である「胎嚢(たいのう)」が確認できません。

また、受診するタイミングが遅いと子宮外妊娠を見逃す恐れもあります。

葉酸を摂取する

葉酸はビタミンB群の水溶性ビタミンであり、赤ちゃんの先天性異常のひとつである「神経管閉鎖障害」のリスクを減らすことが明らかになっています。

神経管閉鎖障害が起こると、無脳症や、脊髄がうまく形成されない「二分脊椎」といった状態になるケースがあります。

赤ちゃんの神経管閉鎖障害を防ぐためには、葉酸をはじめとしたバランスのよい食事を摂ることが必要です。

妊娠してるかも?と思ったら注意すること

妊娠の可能性がある方は、赤ちゃんの健康のために、次のことに注意しましょう。

【妊娠してるかも?と思ったら注意すること】

  • 自己判断で薬を服用しない
  • 飲酒や喫煙をやめる

それぞれの注意点について詳しく解説します。

自己判断で薬を服用しない

母親が薬を飲むと、薬によっては胎盤を通して赤ちゃんの血液中に入り、赤ちゃんの健康を害する可能性が考えられます。

赤ちゃんのからだは未熟であるため、体内に入った薬を十分に排泄できません。

薬の種類や妊娠期間などによっては赤ちゃんの奇形や発達障害を引き起こす恐れがあるため、妊娠中に
使用したい薬がある場合は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

飲酒や喫煙をやめる

妊娠中に飲酒すると、流産や早産、先天異常などを引き起こす可能性があるため控えましょう。

また、妊娠中の喫煙も避けなくてはなりません。

タバコの煙に含まれる一酸化炭素やニコチンの影響で血管が収縮することで、赤ちゃんが低酸素状態になり、流産や早産、低出生体重児の出産などの危険性が高まるためです。

まとめ

この記事では、生理前に胸が張る理由や、生理前と妊娠初期症状の見分け方などについて紹介しました。

生理予定日を過ぎても基礎体温が高いままだったり、胸の張り以外にも吐き気や食欲不振のような症状がみられたりする場合は、妊娠している可能性が考えられるでしょう。 「妊娠してるかも?」と思ったら、生理予定日から1週間経過したころに妊娠検査薬を使用し、陽性反応が出た場合でも産婦人科で正確な検査をしてもらうようにしましょう。